お歳暮を贈る相手として

 

• 会社の上司やお得意様
• 取引先
• 学生時代の恩師
• 家族や親類

 

こういった方々が挙げられますが、全員に同じ金額の品物を贈るのも、違和感がありますよね。お歳暮は相手によって、相場が違うものなのでしょうか？

 

今回はお歳暮にかける金額の相場について、相手別に解説していきます。

 

• 上司に贈るお歳暮はどのくらいお金をかけるものだろうか
• 取引先に贈るお歳暮の金額相場がよくわからない

 

このようなことをいつも年末に悩んでいる方はぜひこの記事を参考にしてください。

この記事を読むための時間：3分

お歳暮の相場は？

一般的なお歳暮の相場は3,000円〜5,000円といわれています。お世話になった方々への贈りものとしてはお中元もありますが、お歳暮にかける金額はお中元にかける金額よりも2割～3割ほど高いといわれています。あまり安価なものも失礼に当たりますが、逆にあまりにも高価な品物を贈ると相手に余計な気を使わせてしまうので、出来るだけ相場内の品物を贈るように心掛けましょう。

相手によって変わる、お歳暮の相場

お歳暮の相場は贈る相手によって若干変わります。どれくらい違うのか、相手別に解説していきます。

会社の上司やお得意先

会社の上司やお得意先に贈るお歳暮の相場は5,000円程度と、他の相手先よりも若干高めな設定になっています。普段からいろいろとお世話になっているので、少し高めになってしまうのは仕方がないですが、10,000円を越えてしまうような高価なものは相手に気を使わせてしまうので、極力止めましょう。

 

また、お得意先にお歳暮を贈る場合、贈答品の受け取りを一切禁じている会社もあるので、事前にリサーチしておくことをおすすめします。

家族や親族

家族や親族に贈るお歳暮の相場は3,000円位が相場になりますが、遠く離れている家族や親類にもう少し奮発していいものを贈りたい、というのであれば、5,000円前後の品物を贈ってもよいでしょう。会社の上司や同僚と比べると親しい間柄であり、特に気を使うこともあまりないからか、10,000円前後の品物を両親に贈る人も中にはいます。

 

金額にこだわらず、相手の好むものを最優先に選ぶ傾向が比較的強いです。

友人や知人、会社の取引先

友人や知人、会社の取引先に贈るお歳暮の相場は大体3,000円前後です。昔は家族や親類、会社の上司などの贈るのが一般的だったお歳暮も、最近では友人同士でお中元やお歳暮を贈り合う傾向があります。あまり高価なものを贈ると逆にお互い気を使ってしまい、贈り物をすること自体が苦になってしまうので、良好な人間関係を維持するためにも、相場を意識した金額設定を心掛けましょう。

仲人

仲人に贈るお歳暮は5,000円前後が相場になります。仲人に贈るお歳暮は金額の相場を守るのはもちろんのこと、必ず送り続けることが重要です。最低でも結婚した年から向こう3年間は必ず送るようにしてください。また、可能であればその後も送り続けたほうがよいでしょう。

特にお世話になった相手に渡す、お歳暮の相場は？

特にお世話になった方へのお歳暮は5,000円位が相場でしょう。感謝の気持ちを示したいがために、10,000円前後の品物を選ぶ方も中にはいますが、あまり高価なものを渡すと貰う相手も気が引けてしまい、かえって逆効果になる場合もあります。どうしても高価な品物を贈りたい場合はお歳暮ではなく「御礼品」としてお渡しし、一度きりにしたほうが無難です。

まとめ

お歳暮の相場は一般的に3,000円～5,000円ですが、渡す相手によって多少前後します。中には10,000円以上するものを贈る方もいますが、大切なのは金額ではなく、気持ちであることを忘れないでください。好みをしっかりリサーチし、渡すシチュエーションやタイミングに細心の注意を払いながら贈ったお歳暮は、金額はどうであれ、感謝の気持ちが必ず届くはずです。