キャンプの醍醐味といえば、やはり大自然の中で食べるBBQではないでしょうか。せっかくの機会だからこそ、とっておきの美味しいお肉を持っていきたいですよね。とはいえ、お肉の保存方法や、持ち運びの方法が分からないという方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、キャンプでのお肉の取り扱い方法についてご紹介します。

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キャンプまでのお肉の保存方法について

まずは、キャンプを迎えるまでのお肉の保存方法についてご紹介します。

冷蔵庫で保存する

冷蔵庫で保存する場合の保存期間は、牛肉であれば3日、豚肉は2日、鶏肉は1日程度となっていますが、ひき肉やスライス肉はブロック肉よりもさらに傷みやすいため注意が必要です。お肉を購入したら、ドリップが出ていないか確認しましょう。ドリップが出ていた場合には、キッチンペーパーで吸い取ってください。

密封して保存

お肉本来の味をしっかり味わいたい場合には、そのまま小分けにしてラップで巻いて保存するのがおすすめです。さらに、密封パックに入れて空気を抜けば完璧です。お肉は、空気に触れることで劣化したり、鮮度が落ちたりします。空気に触れないよう、ぴったりとラップで保護してください。冷蔵庫にチルド室がある場合には、ぜひ活用しましょう。

漬けダレにつけて保存

焼きそばや野菜炒めに使いたいという場合には、タレに漬け込んだ状態で保存するのがおすすめです。タレは、醤油・生姜・酒などを混ぜ合わせることで簡単に用意できます。タレにお肉を漬け込んだら、密封容器やパックに入れて、空気を抜いて保存しましょう。タレに漬けて保存する場合には、通常よりも長い4日から5日程度保存が可能です。

冷凍して保存する

キャンプの直前に買い物に行く時間がとれないという場合には、早めにお肉を購入して冷凍保存するのがおすすめです。冷凍保存であれば、1ヶ月程度は保存がきくため、お肉の安売りを狙って早めに購入しておくのもよいでしょう。

下処理をする

冷凍する前に、まずはお肉の下処理を行います。筋を取り除いたり、食べやすい大きさに切り分けたりしておきましょう。下味をつけたい場合にも、この時点でタレを用意しておきます。

急速冷凍させる

下準備ができたら、密閉袋に入れて、空気を抜いて冷凍させます。解凍しやすいように、小分けにしておくのがポイントです。素早く冷凍させることで、鮮度をより保つことができるため、急速冷凍機能を使ったり、金属トレイの上で凍らせたりするのがおすすめです。

解凍の方法

キャンプの前日には、冷凍庫から取り出して、冷蔵庫に移しておきましょう。常温で解凍させてしまうと、お肉から水分が出て旨味が逃げてしまうため避けるようにしてください。

お肉の持ち運び方

ここでは、お肉をキャンプ場まで持ち運ぶための方法についてご紹介します。

発泡スチロール

軽くて使い勝手がよいのが、発泡スチロールです。スーパーでお肉を購入する際に、フタ付きのちょうど良い大きさのものがないか、店員さんに確認してみましょう。軽くて持ち運びしやすいのが魅力です。

クーラーボックス

クーラーボックスを使う場合には、まず底に凍らせた飲み物を敷き詰め、その上にお肉を入れます。凍らせる飲み物は、炭酸の入っていないペットボトルの水やお茶・ジュースなどがおすすめです。

アルミの保冷バッグ

キャンプ場までの移動時間が短い場合には、アルミの保冷バッグを使用してもよいでしょう。しかし、保冷効果はいまいちなため、お肉を新聞紙で包んだり、タオルで包んだりした上で保冷バッグに入れるのがおすすめです。

まとめ

今回は、キャンプにお肉を持っていく場合の保存方法や持ち運び方法についてご紹介しました。キャンプまでの日数に合わせて、冷蔵・冷凍を上手に使い分けることがポイントです。美味しいお肉を、キャンプで思う存分楽しめるよう下準備を行いましょう。