数多くのバリエーションがある冷凍食品ですが、キャンプに持って行けたらいいのにと感じたことはありませんか？料理に使えるのはもちろん、子ども向けのおやつとしてや、ちょっとしたおつまみとしても大活躍間違いありません。そこで今回は、キャンプに冷凍食品を持っていく際のポイントについてご紹介します。

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冷凍食品をキャンプで使用できる？！

そもそも、冷凍食品をキャンプに持ち運ぶことは可能なのでしょうか。冷凍食品は、種類によって保存温度が異なるものの、基本的にはマイナス18℃での保存が基本となります。つまりキャンプに冷凍食品を持ち運ぶ際には、マイナス18℃をを保つ必要があるといえるでしょう。

 

冷凍食品は常温で置いておくと約1時間で解凍し、さらにそのまま放置してしまうと、味が悪くなったり食中毒を引き起こしてしまうため注意が必要です。

クーラーボックスで冷凍食品を持ち運ぶ時のポイント

2〜3時間の持ち運びであれば、クーラーボックスを活用するのがおすすめです。ここでは、持ち運ぶ際のポイントをご紹介します。

冷凍したものを多く入れる

クーラーボックスの保冷機能を高めるためには、冷凍食品以外にも、凍らせたものを多く入れるのがポイントです。たとえば、凍らせたペットボトルのお茶やスポーツドリンク、冷凍フルーツなどを一緒に保存するようにしましょう。また、スーパーで購入できる板氷を一緒に入れておくと、強力な保冷剤になります。溶けた水は、飲料水として活用しましょう。

常温のものは入れない

クーラーボックスにはそもそも温度を下げる機能はなく、温度をできるだけ保つことしかできません。そのため、冷凍食品と一緒に、常温のものをクーラーボックスに入れてしまうと、温度が上がって冷凍食品が溶けやすくなります。常温のジュースやフルーツなどを冷やしたいからといって、クーラーボックスに入れないよう注意しましょう。

予冷しておく

キャンプに行く前日の夜に、凍らせたペットボトルや保冷剤などをクーラーボックスの中に入れ、クーラーボックスを冷やしておきます。そして、キャンプ当日に使用済みの保冷剤を取り出し、冷凍食品や保冷剤などを詰めて持っていくことで、より保冷機能を高めることができます。

直射日光を避ける

テントを設営したり、料理をしたりと忙しくしていると、クーラーボックスをついつい太陽の下に置きっぱなしにしてしまいがちです。直射日光は、内部の温度を下げてしまう原因になるため、避けなければなりません。クーラーボックスは、必ず木陰やタープの下に置くようにしましょう。また、車内での置き場所にも注意が必要です。移動中に日差しを浴びないよう、できるだけ奥に配置するようにしてください。

長時間の持ち運びなら車載用冷蔵・冷凍庫がおすすめ

長時間、冷凍食品を持ち運びたいという場合には、車載用冷蔵・冷凍庫の設置を検討してみてはいかがでしょうか。ここでは、その機能や選び方をご紹介します。

車載用冷蔵・冷凍庫とは？

車載用冷蔵・冷凍庫というのはその名の通り、車内で使える冷蔵・冷凍庫です。また、電源さえ確保できれば、自宅やキャンプ場で使用することも可能です。車載用冷蔵・冷凍庫には大きく分けて3種類あり、二層式・保冷保温兼用・冷蔵冷凍専用があります。二層式と冷蔵冷凍専用を選んでおけば、基本的にはマイナス18℃を保てるため、長期間の冷凍食品の持ち運びが可能になります。

車載用冷蔵・冷凍庫の選び方

車載用冷蔵・冷凍庫にはさまざまな大きさのものが用意されていますが、一人でキャンプを楽しむ場合であれば、10L程度のものを選んでおけば十分です。2人から5人程度でキャンプにいく場合には、15Lから25Lのものを選ぶようにしましょう。

まとめ

今回は、キャンプに冷凍食品を持ち運ぶためのポイントについて詳しくご紹介しました。短時間の持ち運びであれば、クーラーボックスを使うのがおすすめです。与冷を行ったり、冷凍食品以外にも冷凍したものを多く入れたりすることで、より保冷機能を高めることが可能です。

 

また、長時間の持ち運びがしたい場合には、車載用冷蔵・冷凍庫の導入を検討するのもよいでしょう。便利で使い勝手のよい冷凍食品を、ぜひキャンプでも楽しんでみてくださいね。