牛肉の部位の中でも大人気の牛タン。焼き肉店で食べるのもおいしいですが、自宅で食べるとさまざまな味付けのバリエーションが楽しめますよね。この記事では、牛タンにレモンをかけるようになった理由や、レモン以外の美味しい食べ方をご紹介します。ぜひチェックしてみてくださいね。

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牛タンにレモンをかけるようになった理由は？

牛タンにかけるものとして、今や定番の、レモン。牛タンの脂とさっぱりとしたレモンの風味が相性抜群で大人気の組み合わせです。牛タンが焼肉店のメニューとして登場したのは、1970年代頃であると言われています。徐々に人気が高まった牛タンですが、牛タンにレモンをかけるようになったのは、叙々苑または清香園という焼肉店だそうです。

叙々苑が発祥説

一つ目は、叙々苑で人気のメニューであるタン塩を注文した六本木のクラブホステスが、何か調味料をかけないと火傷しそうなので、レモンが欲しいと要求したことが、タン塩レモンの誕生であるという説です。そこでレモンを提供したところ、とてもおいしかったため、メニューとして提案したことが始まりだそうです。ホステスによる要求がきっかけだったとは驚きです。

清香園発祥説

もう一つの説は、1952年創業の老舗焼肉店である清香園が発祥という説です。この店は現在閉店してしまっていますが、石焼きビビンバの発祥の店としても有名でした。>清香園では、タレを揉み込んでいくスタイルがメインでしたが、牛タンは塩とタレでさっぱりと食べられるように提供したところ、またたくまに人気が出たそうです。偶然生まれた叙々苑でのタン塩レモンの誕生とは異なり、計算しつくされたアイデアだったのですね。

レモン以外もおいしい！牛タンの味付け6選

ここでは、レモン以外にもおいしい、牛タンの味付けを6つご紹介します。

焼き肉のタレ

まずは、幅広い世代の方に人気の、焼肉のタレで食べてみましょう。焼肉のタレには、ニンニクや醤油、ごま油やフルーツなどの旨味がたっぷりと詰まっています。牛タンを焼肉のタレにつけて食べると、ホカホカの白いご飯にもよく合うのでおすすめです。

みそダレ

こってりとした味わいが好みの方は、濃厚な味噌ダレをつけて食べるのもおすすめです。レモンや塩をつけて食べた時とは全く違う味わいを楽しめるでしょう。ご飯にはもちろん、お酒のおつまみにもぴったりです。

ピリ辛味噌南蛮

お店で牛タンを食べるときについてくることが多いピリ辛南蛮味噌も、牛タン好きの人の間では根強い人気があります。甘辛い味噌の中に、青唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになり、食べ進める手が止まらない味わいですよ。

ねぎ塩ダレ

旨味たっぷりのねぎ塩ダレも、牛タンとの相性が抜群です。ネギのシャキシャキとした食感とごま油の風味が食欲をそそります。手作りするのも簡単なので、黒胡椒がピリッと効いたものや、レモンの風味でさっぱりとしたものなど、自分好みのねぎ塩ダレを研究してみるのもおすすめですよ。

醤油べース

香ばしい風味がたまらない、醤油ベースのタレも、シンプルな味わいの牛タンにはよく合います。牛タンの繊細な味わいを邪魔しないため、ジューシーな牛タンの旨味をたっぷりと堪能したい方におすすめです。

味の素

いつもの牛タンに飽きたら、味の素漬けにするのもおすすめです。味の素を牛タンの裏表にまんべんなく塗り込み、一晩寝かせます。後は普通に焼くだけで完成です。味の素に含まれるグルタミン酸と言う成分が牛タンに浸透して、奥深い味わいに仕上げてくれます。

【牛タン好き必見】おすすめの味変アイテム

ここでは、牛タンを食べるときにおすすめの、味変アイテムをご紹介します。

柚子胡椒

牛タンに柚子胡椒を添えて食べるのも。とてもおいしいです。ピリッと辛く爽やかな柚子胡椒の風味が、ジューシーな牛タンによく合い、お箸が止まらない味わいです。どのタレともよく合うので、牛タンの味変をしたいときに、調味料にプラスして少しだけ乗せて食べるのがおすすめですよ。

山椒

風味の良い山椒は、牛タンとの相性抜群です。牛タンの風味が消えてしまわないように、適量をのせて食べましょう。山椒のダイレクトな味わいが苦手という方は、マヨネーズを加えて、山椒マヨにしてみるのもおすすめです。

まとめ

いかがでしたか。レモン以外の牛タンのおいしい食べ方を紹介しました。いつもと違う方法で食べるのは少々勇気がいりますが、どの食べ方もとてもおいしいので、ぜひ一度挑戦してみてくださいね。